NFTとは?

毎日クリプトの情報を漁っているバックスです。
web3関連の難しい言葉をサクッと理解できるような記事を書いています。

最近友達から結局「NFT」って何なの?と聞かれることが増えてきました。

そこでこの記事では

・「NFTってよく聞くようになったけど、いまいち何のことかわからない!!」
・「とにかく簡単にNFTの概要だけを知りたい!」

という方のために

・NFTとは何か?
・なぜ価値があるのか?

について、小学生にもわかるように説明していきます

では早速みていきましょう!

バックス

めちゃくちゃ簡単にNFTの説明をしていきます!

目次

NFTとは?

NFTとは何か?

NFTとはNon-Fungible Tokenの略です。日本語にすると非代替性トークンです。

簡単に説明すると、

「ネット上のデータを自分の物だと証明するもの」

です。

ネット上のデータと考えるとイメージしづらいので、実際にあるものに置き換えて考えてみましょう。

1番わかりやすいのがブランド品を購入したときについてくるシリアルナンバーです。

例えば、ロレックスを購入すると、時計と共にシリアルナンバーの記載された保証書がついてきます。

同じ型番のロレックスはたくさん製造されていても、一つ一つに違うシリアルナンバーが記載されています。

なので、全く同じ見た目のロレックスでも、シリアルナンバーの記載された保証書を提示することでその時計が自分のものだと証明できるのですね。

NFTはロレックスでいうシリアルナンバーのようなものです。
NFTを保有する事で、ネット上のデータを自分の物だと証明することが出来ます。

ロレックスの場合と違うのは、NFTの場合は実際に存在するものではなく、その対象がデータだったり、ネット上の絵だったりします。

一つ一つの時計に違うシリアルナンバーが付与されるように、NFTも一つ一つのデータに違うものが付与されます。

同じような見た目でも、自分だけの唯一無二のものをネット上に保有できるのです。

とりあえずまとめると、

NFTにより「このネット上のデータは自分の物だ!」と主張することが出来るようになったのです。

NFTの仕組み

NFTが何かざっくりわかったところで、少し技術的な点も見ていきましょう。

先ほどの例でいうシリアルナンバーが勝手に修正できたら、信頼性がなくなります。

NFTは信頼性を担保するために、データを改竄することはがほぼ不可能なブロックチェーン上で管理されています。

そして実際のNFTはどのようなものかというと下の画像のような一見何の価値もない文字の羅列データです。

そして、通常このデータにはイメージが紐づけられています。

例えばブロックチェーンゲームの「アクシーインフィニティ」のNFTには下記のようなキャラクターが紐づけられています。

このキャラクターのNFTを保有していると言っても、あくまでもデータ(文字の羅列)を保有しているだけです。
なので、ゲーム会社の方針で、このイラストの見た目が変わったり、能力値が変わることもあります。

アクシーの場合だと運営が新しいアップデートを行なったので、アクシーの見た目はこのように変わりました。

自分が保有しているのはあくまでも上の図でいう左のデータなので、ゲーム会社がイラストを変えたら、自分の持っているNFTの見た目も変わることになります。

ただ、データとキャラクターが紐づいている事は確かです。なので、新しいイラストになったとしても、このアクシーの所有権はあなたにあります。

なぜ価値があるのか?

このようにNFTとはただのデータです。

ではなぜただのデータに価値があるのでしょうか?

NFTには大きく4つの価値があると言われています。

・初版のプレミア
・実用性
・レア
・過去の所有者

一つずつ見ていきましょう

初版のプレミア

まずは初版のプレミアです。

ポケモンカードでも初版のカードにプレミアがつくことがあります。

他にもキャラクターグッズの初回限定品などにはプレミア価格がつくことはなんとなくイメージできるかと思います。

NFTも全く同じで、最初に発行されたNFTには価値があります。

例えばですが、もしピカソが最初に書いた絵が販売されたら、その絵を買いたいという人は世界中に何人もいるでしょうし、その価格もものすごく上がるでしょう。

NFTブームとも言われ、色々なNFTが発行されました。その中でもこれから人気になってくるNFTの初回版というのは価値が上がると思われます。

実用性

NFTはチケットのような役割も果たすと言われています。

例えば、アイドルグループがNFTを発行したとします。

そして、そのNFTを持っている人は優先的にライブに参加できるとされていたらどうでしょう?

ファンはそのNFTを買うでしょうし、そのNFTの発行数が決まっていたら、より価値も出てくるでしょう。

将来的にはNFTはコミュニティに入るためのチケットとしての役割として、さまざまな場面で使用される事が予想されています。

レア度

NFTにもレアなものが出てくるでしょう。

例えば、有名な絵画のモナリザは世界に一つしかありません。

NFTにもモナリザのように数が少なくレアなものがあります。

例えばクリプトパンクスという人気のNFTがあります。

このようにドット絵で似たようなものがあるのですが、この中でもエイリアンと呼ばれる種類のものは7つしか存在しません。

このタイプのNFTは他のものよりも価格が高く、何千万円もします。

レア度というのもNFTの価値を測る指標になるでしょう。

過去の所有者

NFTの売買履歴はブロックチェーン上で管理されます。

これは誰かに書き換えられたりしないので、永遠に記録として残ります。

過去の取引が残るので、「過去に誰々が所有していたNFT」というものにも価値が出るでしょう。

例えば、現在でもビートルズのジョンレノンが使用していたギターなどは高額で売られている、もしくはもの手に入らないくらいレアなものです。

これはギターそのものに価値があるというよりも「ジョンレノンが使用していた」という点に大きな価値があります。

クリプトパンクスというNFTはスヌープ・ドッグ有名なラッパーも保有してます。彼には2000万人近くフォロワーもいて、彼が保有していたNFTというのは価値が出るでしょう。

現実世界だと「ジョンレノンが使用していたギター」と言われても証明するのが難しいですが、NFTの場合はブロックチェーン上でしっかり管理されてるので過去の所有者がはっきりと分かります。

どのように買うのか?

以上のようにNFTは単なるデータではありますが、様々な要因から価値があるものとされています。

では、どのようにNFTを買ったら良いのでしょうか?

NFTの買い方もそこまで難しいものではありません。

普段Amazonや楽天で買い物をするように、NFTもネット上で買うことができます。

NFTの場合はAmazonや楽天ではなく専用のネットショップで買うことになります。そして、支払いも普通の通貨ではなく、仮想通貨のイーサリアムなどで買うことになります。

NFT購入の流れ
・仮想通貨の口座を作る
・仮想通貨を購入する
・仮想通貨をネット上のお財布(メタマスクなど)に送る
・ネットの財布からオープンシーなどの取引所で買う

以下は私がNFTを購入するために使っているものです↓

仮想通貨を購入する場所
・GMOコイン
https://coin.z.com/jp/

NFTを購入する主要な取引所
・オープンシー
https://opensea.io/

仮想通貨のお財布の作成
・メタマスク
https://metamask.io/

まとめ

NFTと聞くとなんだか難しいそうなイメージですが、ポケモンカードや絵画がネット上でも買えるようになり、それを自分のものだと証明できるようになったという感じです。

今後はNFTが当たり前のように生活の中に入ってくると思います。

今のうちに興味のあるNFTを1つ買ってみると、色々勉強になると思います!

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