アクシーオリジンズ ブリード解説！ ブリード方法、コスト、儲かるのか？

こんにちは、アクシーやWeb3の情報を発信しているバックスです！

今回はアクシーのブリードについて解説していきたいと思います。

・アクシーのブリードって何？
・ブリードってどのくらい費用がかかるの？
・ブリードしたいけど、やり方がわからない
・ブリードって儲かるの？

と疑問に思っている方のために、この記事では

・ブリードの概要
・ブリード方法
・ブリードコスト
・ブリードは儲かるのか？

を解説していきたいと思います！

この記事を読めばアクシーのブリードについて理解できるでしょう。

ブリード概要

ブリードは２体のアクシーを交配させて、新しいアクシーを生み出すことです。

そして、ブリードをする目的は強いアクシーを生み出すこと。

強いアクシーを生み出す事ができれば、

などが可能になります。

バトルで勝つために自分のためにブリードをする人もいれば、売ることを目的としてブリーダーも存在するのですね。

もちろん、自分で強い個体を生み出しプレイしながら、ブリーダーとして利益を得ている人もいます。

しかし、ブリードで強いアクシーを生み出すのは簡単な事ではなく、しっかりゲームを理解しなくてはいけません。さらにそこに運の要素も加わってきます。

ただ、理想の個体を生み出した時の喜びは大きく、売って利益を得ることもできるため、アクシーをプレイしながらブリードにも挑戦するプレイヤーは多いです。

私バックスも、つい先日約2,000円で生み出したアクシーが約20,000円で売れていきました！

凄腕のブリーダーだと月に20万以上も儲けている人もいるようです。

では、ブリードの方法を詳しく見ていきましょう！

ブリード手順

ブリードの手順は大きく４ステップ

親２体を決める

まずは親２体を決めます。

すでに持っているアクシーでも良いですし、新しくマーケットプレイスで購入するのでも良いでしょう。

自分の生み出したい個体を考えたら、遺伝子情報を見ながら、理想の親２体を決定しましょう。

※親子同士、兄弟同士でのブリードは出来ません。

ブリード用の仮想通貨を準備する

ブリードに必要な仮想通貨は２つ

アクシーをプレイしていれば、持っているかと思いますが、まだの人は準備しましょう。

AXSやSLPのスワップにはKatana（DEX）が便利です。Katanaの使用方法は下記記事に↓

ブリードする

親2体とAXS、SLPが準備できたら、早速ブリードしていきましょう。

ブリード手順

親を選択し、「Breed」をクリック

「Select an Axie」をクリックし、相手となるもう片方の親を探す。

親を2体選択したら、

①ブリードに必要なslp
②ブリードに必要なAXS

が表示される。
※Roninウォレットに必要な額を準備しておく。

③内容を確認して問題なかったら「Lets Breed」をクリックする

孵化させる

ブリードして卵が生まれると、孵化するまで5日間かかります。

5日間経ったら、卵を孵化させましょう！

卵を生み出してから5日経過すると①の「Morph to Adult」をクリックできるようになります。
クリックすると、卵の状態だったアクシーが孵化します。

②の「Current State」で孵化までの時間が確認できます。

遺伝子情報

ブリードをする上で理解しておきたいのは遺伝子情報です。

遺伝子情報

アクシーは6つのパーツがありそれぞれに違う技が付与されています。

実は目に見えているパーツだけではなく、目には見えない遺伝子情報というものが確認できます。

アクシーのプロフィールページの「Genes Detail」と書いてあるところにそのアクシーの持つ遺伝子情報が記載されています

遺伝子情報はD、R1、R2の３つに分かれています。

D：目に見えているアクシーのパーツ
R1、R2：目に見えていないアクシーの遺伝子

アクシーの見た目はこのD遺伝子の内容で決まります。Dが1番重要な遺伝子ですね。

ただブリードをする際にはR1やR2の遺伝子情報も知っておく必要があります。

というのも新たに生み出すアクシーの遺伝子は親のD、R1、R2全ての遺伝子の影響を受けるからです

子のDはそれぞれの親のDから37.5%、R1から9.375%、R2から3.125%で引き継がれる。
子のR1はそれぞれの親のDから11.5%、R1から25%、R2から8.5%で引き継がれる。
子のR2はそれぞれの親のDから0.33%、R1から11.33%、R2から33.33%で引き継がれる。
※公式に発表されているデータではないので、これが絶対に正しいとは言えません。

表にするとこんな感じ↓

	①親D	①親R1	①親R2	②親D	②親R1	②親R2
子D	37.5%	9.375%	3.125%	37.5%	9.375%	3.125%
子R1	11.5%	25%	8.5%	11.5%	25%	8.5%
子R2	0.33%	11.33%	33.33%	0.33%	11.33%	33.33%

なので、例えば、全く同じ見た目のアクシー同士(遺伝子情報Dが全て一緒)でも、生まれてくる子供は親のR1やR2の遺伝子の影響を受けるので、見た目が違うという事も十分にあり得ます

ブリード例

例えば、こんな２体のアクシーをブリードした場合、目のパーツの遺伝子（遺伝子情報の1番上の行）をどのように引き継ぐかを見ていきましょう！

親①

親②

親の目のパーツは両方とも「Little Peas」という技です。ただ、子供が絶対に「Little Peas」の技を引き継ぐかというと違います。

親①の目のパーツの遺伝子（遺伝子情報の1番上の行）は
D：Little peas
R1：Robin
R2：Little peas

親②の目のパーツの遺伝子（遺伝子情報の1番上の行）は
D：Little peas
R1：Little peas
R2：Chubby

先ほどの遺伝子情報の表に当てはめると、

子供の目のパーツの遺伝子は
D：87.5%の確率でLittle peas、9.375%の確率でRobin、3.125%の確率でChubby
R1：66.5%の確率でLittle peas、25%の確率でRobin、8.5%の確率でChubby
R2：55.34%の確率でLittle peas、11.33%の確率でRobin、33.33%の確率でChubby
※さらに突発的に親の遺伝子とは全く関係のない遺伝子が混ざる事もある

となります。

理解してもらいたいのは、親の目が両方Little peasだとしても、子供の目がRobinやChubbyになる事もあるという事です。

ちょっと複雑ですし、これを毎回計算するのは面倒ですよねw

そのために、ブリードのシミュレーションツールというものがあります。これを使用すれば、親２体のアクシーのIDを記入するだけで、自動で確率のシミュレーションをしてくれます。

ブリードカウント

アクシーは１体につき７回しかブリードすることはできません。

生まれたばかりのアクシーのブリードカウントは０です。そして、ブリードするごとにブリードカウントが増えていきます。

アクシーのブリードカウントはアクシーの詳細ページで確認する事ができます。

ブリードカウントが増えるごとにブリード費用が上がっていきます。

ブリードカウント０のアクシーは安くブリードする事ができて、ブリードカウント６のアクシーは高くつくことになります。

ブリードコスト

続いてブリードにどれくらいの費用がかかるのか詳しく見ていきましょう。

AXS

必要なAXSは1回のブリードごとに0.5AXSです。親２体のブリードカウントは関係なく一律0.5AXS必要となります。

ブリード回数	必要AXS
1	0.5AXS
2	1AXS
3	1.5AXS
4	2AXS
5	2.5AXS
6	3AXS
7	3.5AXS

SLP

必要なSLPはブリードカウントが増えるごとに増加します。１体当たり必要なSLPは下記のようになります。

ブリードカウント	必要SLP
0	900
1	1350
2	2250
3	3600
4	5850
5	9450
6	15300

この表は親１体当たりの必要slpです。ブリードでは親２体が必要なので、費用を算出するには親2体のブリードカウントを確認する必要があります。

ブリードコスト例

例）ブリードカウント０の親2体を1回ブリードするといくら必要か？

ブリードカウント０のアクシー1体ブリードするのに900slp必要です。
2体ともブリードカウント０の場合、必要なslpは

900×2＝1,800

AXSは1回のブリードで一律0.5AXS必要なので、

0.5AXS

ブリードカウント０の親2体を1回ブリードする場合
・1,800slp
・0.5AXS
が必要となります

ブリードコストシミュレーター

ブリードコストは毎回自分で計算する必要はなく、自動で計算してくれるBreeding Calculatorという便利なサイトがあります。

ブリードカウントやブリード回数を記入すると、AXSとslpの現在の価格も加味して、コストを算出してくれます。

ブリード方法

アクシーのブリードでは以下の二つのブリード方法が有名です。

・ABCブリード
・ABCDブリード

これらのブリード方法を知っていると効率的にブリードが行えます。

ABCブリード

ABCブリードは最初に３体のアクシーを揃える事で、自分の生み出したアクシー達でブリードを継続できるというものです。

以下の画像のようなイメージになります。

なぜこのような手順を踏むかというと、アクシーでは親子同士や兄弟同士のブリードが禁止されているためです

このブリード方法のメリットは最初の3体を購入すれば、あとは追加で購入せずに、自分の産んだアクシー達でブリードを続けられる点です。ブリード済みのアクシーは売りに出して、費用を回収していきます。

デメリットとしては、自分の生み出したアクシーのみだと理想の個体を作るのが難しい点です。

全くこの通りにやらなくても良いですが、こういう方法もあるのだと頭に入れておくと良いでしょう

ABCDブリード

ABCDブリードは最初に4体のアクシーを揃える事で、自分の生み出したアクシー達でブリードを継続できるというものです。

ABCブリードよりも初期投資はかかりますが、より安定したブリードが出来る事が特徴です。

以下の画像のようなイメージになります。

この方法も自分の生み出したアクシーで永遠にブリードを続ける事ができます。ブリード済みのアクシーや余った子アクシーは売りに出して、費用を回収していきましょう。

ABCよりも生まれてくる個体が多いので、良い遺伝子同士のアクシー同士を掛け合わせやすくなります。自分の理想の個体を量産したい時に便利な方法です。

初期費用が少し大きくなる点がデメリットでしょうか。

ブリードする個体の見つけ方

ブリードする個体の見つけ方として

・上位の構成を参考にする
・売れてる個体を参考にする

という方法があります。

下記のサイトでランキング上位の構成をチェックできるので参考にしてみても良いでしょう。

またマーケットプレイスでアクシーのトップセールズを確認する事ができます。

ブリードは儲かるのか？

バトルで強いアクシーは高く売れます。

現在のアクシー（※シーズン① 2022/10/10時点）ではレイジビーストと呼ばれるアクシーがとても強く、上位のプレイヤーはほとんどレイジビーストを使用している状態です。

このレイジビーストと呼ばれる個体は現在最安値で0.052ETH(約1万円)くらいで売られています。

ブリードカウント０のアクシー同士を4回ブリードすると、４体生み出す事ができます。
その場合ざっくり、1体に必要なコストは3,000円弱。

3,000円弱で生み出した、アクシーが10,000円で売れるということですね。

さらにいうともっと希少な個体は10,000円どころではなく、100,000円程で売れていく個体もあります。

ものすごく簡単に説明しましたが、このように強いアクシーを見極めてうまくブリードしていく事ができれば、ブリードで儲ける事も可能です。

ただ、実際のブリードで利益を出すのはかなり難しいです。

その理由として、以下のような事があげられます。

なので、アクシーというゲームを深く理解し、環境を読んで、周りが気づく前に強い個体をブリードしていく事が求められています。

アクシーが好きな人なら、ブリードで儲けることを目指してみても良いですが、

「なんとなく儲かりそう！」

という気持ちでブリードを始めても、中々利益をだすことは難しいでしょう。

まとめ

今回の記事では

・ブリードの概要
・ブリード方法
・ブリードコスト
・ブリードは儲かるのか？

を解説しました！