こんにちは、web3情報を毎日漁っているバックスです!
今回は「ブロックチェーン」を見ていきたいと思います。
最近何かと話題で、よく耳にするようになったブロックチェーン。
ただ、いまいち何なのかよくわかっていないという方も多いと思います。
・ブロックチェーンって最近話題だけど、いまいち何のかよくわかっていない
・めちゃくちゃ簡単に内容を理解しておきたい!
という方のために。
を小学生でもわかるように解説していきたいと思います!
最近話題のビットコインやNFTなどもブロックチェーンの技術がベースにあります。ブロックチェーンを理解しておくと、他のweb3用語も理解しやすくなると思います!
ブロックチェーンの理解はweb3を学ぶ上で必須です!
ブロックチェーンとは?
そもそもブロックチェーンとは何か?
ブロックチェーンはその名の通り、ブロックがチェーン上につながっている事からブロックチェーンと呼ばれています。
ブロックとは単なる情報の集まりを収容しておく場所です。
ブロックの中にはテキストファイルだったり、取引記録であったり、様々な種類の情報を保存しておく事ができます。
今回はビットコインがどのようにブロックチェーン上で管理されているのかを例に見ていきましょう。
まず、ビットコインを買ったり、売ったりするとその記録がブロックに情報として保存されます。
例えば
「香川くんが1ビットコインを本田くんにあげました」
というような情報が記録されていくのですね。
日々行われているビットコインの膨大な取引がどんどんブロックに溜まっていきます。
「遠藤くんが5ビットコインを中村くんにあげました」
「南野くんが10ビットコインを堂安くんにあげました」
実はブロックにはいくらでも情報を保存できる訳ではありません。
パソコンのデータも多すぎるとこれ以上データを保存できなくなるように、ブロックにも保存できる限界があります。
そうなった場合、新たにブロックを作成する必要があります。
そしてその新しいブロックを前のブロックとチェーンのように繋げていくのです。
この事からブロックチェーンと呼ばれています。
なぜチェーンで繋ぐ必要があるのかは後述します。
では、新しくブロックを増やすにはどうしたら良いのでしょうか?
マイニング
新しくブロックを増やす行為をマイニングと呼びます。
マイニングとは英語で鉱山でお宝を発掘するという意味があります。ブロックもお宝を探すような作業になるため、このように呼ばれているのですね。
新しいブロックの作成は暗号の解読に似ています。
例えば、4桁の暗証番号の金庫を想像してみてください。
あなたはこの金庫の持ち主ですが、暗証番号を忘れてしまいました。どうしてもこの金庫の暗証番号を解読して使いたいと思っています。
1つ1つ試していくといつかは開くのですが、4桁の数字でもその組み合わせは9999通りあり、結構時間がかかります。
新しいブロックも暗証番号のわからない、金庫のようのものです。
ただ、この金庫(ブロック)の暗証番号は4桁どころではなく何百桁とあります。なので、この解読には膨大な時間とエネルギーが必要になってくるのです。
無事この暗証番号の解読に成功すると、このブロックは使用可能となり、新しいブロックとなります。
このようにして世界中の賢い人が新しいブロックを作成しています。
そんな大変な作業をしてまで、なぜ新しいブロックを作成したいの?と思うかもしれません。
実は新しいブロックの解読に成功した人には報酬としてビットコインが与えられます。
そのため世界中の人が新しいブロックを作成しようとする訳です。
ブロックチェーンの特徴、分散して管理されている
ブロックチェーンの仕組みが簡単に理解できたかと思います。
続いてブロックチェーンの特徴をみてみましょう。
ブロックチェーンの特徴として、分散して管理されているというものがあります。
分散して管理されているとはどういう意味でしょうか?
分散管理の反対は中央集中管理です。
まずは両者の違いから。
少しわかりやすく、学校の成績の評価を例にとって見ましょう。
まず、中央集中管理の場合、自分の成績は学校の先生が1人で決めます。
明確な答えのある問題だと誰が採点しても同じですが、小論文など、先生によって評価の別れるものもあるでしょう。それでも、最後に成績を決めるのは先生1人です。
一方分散管理の場合、自分の成績は1人の先生によって決まるわけではありません。
周りの生徒の投票や意見を聞き入れて決まります。
なので、先生1人の好みによって成績が決まるわけではなく、クラス全員で評価を下すというイメージです。
ブロックチェーン上の情報は分散して管理されています。
例えば、ブロックチェーンで管理されているビットコインも、誰か1人が管理しているのではなく、複数人で管理しているイメージです。
参加者はビットコインの取引が正しく記録されているかをチェックする事ができるので、1人で管理するよりも公平に取引が管理されます。
なぜわざわざ不特定多数の人が管理に時間を使うの?と疑問に思うかもしれませんが、ビットコインの場合だと、管理に参加すると報酬としてビットコインをもらえます。
ブロックチェーンは1人によって管理されているのではなく、たくさんの人が協力して管理しているという特徴があるのです。
なぜチェーン?
ブロックに情報が管理されていて、その情報は多数の人によって管理されているという事がわかったかと思います。
では、なぜチェーンと呼ばれているのでしょうか?
それはブロック同士がチェーンのように繋がっているからです。
新しく作成されたブロックは一つ前の情報と連携してつながります。
なので、新しくブロックが作成されてもブロック同士が時系列に最初からずっと繋がっていくのですね。
そしてブロック同士は特殊な暗号で繋がっています。なのでブロックの情報の内容を一つ修正しようとすると、ブロック同士の暗号が崩れてしまいます。
なので、情報を改ざんするには全てのブロックの情報を変更しなくては行けません。
これは物理的に不可能です。
これがブロックチェーンの情報が改ざんするのがほぼ不可能と言われている理由です。
これは情報を確実に記録できるというメリットもありますが、一度ブロックチェーンに記録されたものは自分にとって悪い情報でも残ってしまうという事です。
なので、普通はうっかり誤送信しても後から取り消せますが、ブロックチェーンの取引は例え間違えて送ったビットコインだとしても変更が効かないという事になります。
まとめ
・ブロックチェーンのブロックとは情報を記録して保存しておく場所
・ブロックには容量があるので、ブロックがいっぱいになると新しいブロックが必要となってくる
・新しいブロックはマイニングという方法で作成されていき、新しくできたブロックは前のブロックにチェーンのように紐づけられていく
・情報が記録されているブロックがチェーンのように繋がっている事からブロックチェーンと呼ばれている
・ブロックチェーンは誰か1人に管理されているものではなく、複数人で分散的に管理されている
ブロックチェーンを完全に理解するには色々な用語が必要になってきますが、まずブロックチェーンというものをざっくり理解してもらえればなと思います!
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